搭載スペースの都合で、ピンヘッダが生えていないDevKitCのようなESP32モジュールが欲しくなりました。
IOは簡単に使いたい、けどESP32モジュール単体は使い辛いということで、ピンヘッダ後付けの秋月のモジュールを使うことにしました。
秋月ESP32モジュール
よくあるDevKitCのようにUSB直結の端子は付いてないので、USB-UART変換器を噛ませます。これも秋月で購入。
結線
ESP32モジュールの下部にシリアル変換器用の端子がまとまっているのでそのまま利用。互いに繋ぐだけです。

書き込み
今回はIDEは使わず、WLEDをブラウザから直接書き込みました。
Welcome to WLED - WLED Project
ブラウザからマイコン開発というと、2010年頃のmbedのように外部ストレージとして認識されているマイコンにブラウザからダウンロードしたバイナリを保存するようなものがありましたが、その後ブラウザでネイティブでシリアル通信の仕組みが整ってブラウザ上のIDEが出てきていたなあと思い返します。
今回のWLEDもブラウザからシリアル通信を叩いて書き込みます。IDEも解さず、見た目は普通のwebページからマイコンに接続して書き込みができるというのは仕組みが分かっていても面白い感じです。
最初そのまま繋いだだけですが反応せず、(オフィシャル情報を探しもせず) 以下の記事を参考にさせてもらい書き込むことができました。
実際には以下の手順を行い、ソフト実行まで行きました。
(1) BOOTとENを押しながら電源投入
(2) ENを離す
(3) 書き込みが始まったらBOOTも離す
(4) 書き込み完了後にENを一度押す
一度書き込み完了後は、電源投入で自動的にソフトが走り始めますのでボタン操作はもう不要です。
まとめ
以上のやり方で秋月ESP32モジュールにWLEDを書き込み、LEDを点灯させることができました。
WLEDは外部から連携させるためにsACNやArt-Netなども対応し、非常に性能も自由度も高いソフトなので、今後も活用のシーンは多そうです。
