動画作成などなど

地震ミクの動画の作り方。自分が次に動画作ったりする時のためのメモ的なものです。

  • 撮影

動画は全てLogicoolのQcam Orbit AF(以下webカメラ)で撮影。
静止画は6割くらいがwebカメラ、2割がSONYのCyber-shot DSC-TX1、残り2割がiPhone 3GS
パソコンの画面と一緒に写すときはモニタの輝度を下げて逆光にならないようにしてました。後はコントラストをいじっていい感じの見え具合になるようにしたり。
webカメラに付いてたソフトで明るさやフォーカスの調整も手動でできたので細かく調整。
webカメラでの撮影サイズは動画、写真共に800×600。
動画のファイルはwmv形式。
ちなみにこのwebカメラは借り物でした。返さないと・・・

  • 録音

動作中の様子を撮った動画を確認してみると音が酷いw録画と一緒にwebカメラ内蔵のマイクで録音してたんですが音割れががが。
自動でゲインの調整をしてくれてるおかげで、静かなところからいきなりミクが動き出すと動作し始めの数秒がものすごい音割れする模様。
そこでSoundEngine Freeでオーディオデバイスwebカメラに設定して、最初に大きめの音を鳴らしてゲインを下げた状態にしたところでミクの動作開始。こうすることで音割れのない録音ができました。余計な音はその場で編集。
ついでに同じ方法でIevan Polkkaを録音。
詳細を見てみると8kHzサンプリングなんですね。

  • 動画編集前段階

写真でちょっと暗かったりしたのはGIMPで明るさとコントラストを調整。そういえば使用ソフトにGIMP書いてなかったw主要じゃないってことで・・・
スクリーンショットはペイントで必要な部分だけ切り出し。
はんだ付けの早送りの動画はWindowsムービーメーカーで作成。特殊効果の2倍速を多重に使ってましたが、どうやら1つのクリップに適用できる効果の数に上限があるようでいくら2倍速の効果を付けても一定以上速度が上がらなくなりました。そこで一度「コンピュータの最高品質で」っていうデフォルトの設定で出力し、その動画を再びWindowsムービーメーカーで読み込み、再び効果を複数回適用しました。
最終的に何倍速なんだろう?64倍速くらいかも。
それから映像と音声が別になってた動作の様子を同じくWindowsムービーメーカーで結合し、1つの動画ファイルとして出力。


解説中の背景をどうしようかと悩みましたが、最終的に薄くぼかしたはちゅねミクで落ち着きました。これもGIMPで作成。実は結構活躍してるGIMPさん。
動画のBGMをどうしようか非常に悩みました。最初は定番のてってってーも考えましたが、やっぱりミク曲がいいなと思い断念。
自分のiTunesライブラリとにらめっこしてピーンときたのが初音ミクのうたでした。
動画の構成はPS2コントローラとMIDIの変換器を作って演奏してみたを参考にさせて頂いていました。余談ですがこちらの動画の作者の方にお褒めの言葉を頂きました。ありがとうございました。
Windowsムービーメーカーに写真や動画をどんどん並べていったのですが、ここで問題が2つ発生。


1つは文字。
白背景での文字はいいのですが、動画や写真上の文字はかなり読みにくい。袋文字はできないものかと調べたりしてみましたが結局解決法見つからず。
そこでこの間買ったMacBookiMovieなるものがあることを思い出して早速実験。すると袋文字があるじゃないか!しかも文字に関しては結構自由度が高いようで、なんと言ってもきれい。
ということで、文字以外の動画部分は使い慣れたWindowsの方で、文字はiMovieで作成することにしました。
と言っても文字なしで編集はできないので、Windowsムービーメーカー側でも文字は全て打ち込んで、最後に文字を消した動画を出力してiMovieへ、という形でした。

上がWindowsムービーメーカー、下がiMovie


2つ目の問題はテンポの悪さ。
PS2コントローラ-MIDI変換器の動画はなんであんなにテンポがよくて、見てて楽しいのかと考えてみたところ、内容はもちろんですがその他に音楽との同期が取れているということに気付きました。
メロ、サビ、間奏など曲の節目ごとに動画も画面が移り変わるようになっており、これが動画のテンポの良さだと思い、自分もなるべく曲との同期を取るように編集をしていきました。


Windowsムービーメーカーで動画を作り終えたらコンピュータの最高品質で〜の設定で出力しました。このとき文字は全て消した状態です。
次にiMovieに読み込ませます。このときwmv形式では読み込んでくれないため、MediaCoderフリーソフト)でmpeg4に変換しました。なるべく劣化させないようにビデオビットレートは3,000kbpsくらいにした気がします。
iMovie読み込み時のサイズ指定は「大」にしました。そしてiMovie側で文字を付けていきます。
最終的にできあがったものは共有メニューの書き出しから出力。出力サイズも「大」。

  • 動画変換

ニコニコ側で再エンコードされるのはごめんなので、フリーで使えるニコエンコを利用させて頂きました。
これは再エンコードされないギリギリのmp4動画を作ってくれるソフトで、可能な限り高画質化することができます。本当に便利なソフトです。
音声ビットレートは64kbps。ちょっと音の劣化が気になったけど映像メインなのでよしとしました。


このような感じで今回の動画はできました。動画の総制作期間は1週間ほど。